「岸上山 受念寺」について
岸上山受念寺は大阪市住吉区にある、真宗大谷派(浄土真宗)の寺院です。本山は東本願寺(真宗本廟)です。
本寺は、室町時代中期に浄土真宗の教えを聞く聞法道場として創建され、500年以上の長きにわたり、念仏の生活を支える場として続いてまいりました。
念仏の生活とは呪文を唱えることではなく、阿弥陀仏の智慧を通して、人として生きることを深く見つめ、地に足をつけた生活を送ることです。
1506年(永正3年)、開基(初代)圓齊は水田庄(現在の吹田市)に一棟の坊舎を建立。以降、時代の変化や度重なる火災などにより移転、再建しながら続いてまいりました。
1931年(昭和6年)、第19世恵正(1881〜1950)の時代に島町(中央区)から住吉町(現在の住吉区)、万代池の南の地へと移転し、今に至ります。
昭和10年代にはサトリ幼稚園を運営、昭和30年代には学生寮、昭和39年からは老人ホームを運営し、現在まで続いています。令和6年には私設図書館が併設しました。
詳しくは「受念寺の歴史」をご覧ください。
宗派 真宗大谷派(浄土真宗)
本尊 南無阿弥陀仏
宗祖 親鸞聖人
本山 真宗本廟(東本願寺)
創建 1506年(永正3年)
開基 圓齊(?〜1526)
住職 岸上正(正雲) 第21世(1944年(昭和19年)生)
副住職 岸上仁(正仁)(1976(昭和51年)生、脳神経内科医)