受念寺盂蘭盆会のご案内

お盆とは、「盂蘭盆会」(うらぼんえ)を略した言葉です。お盆はご先祖が帰ってくると申しますが、それは先立たれた方々を偲びつつ、その人生全体から呼びかけられる「声なき声」を聞き、いのちに深く出会っていくということです。

先立たれた方々はみな、私たちがいずれ通る道を先に歩まれ、人生を全うしていかれました。そのことを「浄土に往生する人生であった」と仏教では大事に受けとめてきたのです。ですから私たちは、そのお浄土から、最期まで満足の人生を生きてほしいと願われているのであり、その先達の願いを聞き、応えて生きていくことが本当の意味での「先祖供養」なのです。そのことを確かめるのがお盆という行事の大事な意味だといえます。

どなたでもお参りいただけます。お忙しい中とは存じますが、お誘い合わせの上、ぜひご参詣ください。

*なお本年は、五月十六日に八十歳にて還浄いたしました、受念寺前住職(岸上正 法名・浄敬院釋正雲)初盆にあたるため、前住職初盆法要を兼修させていただきます。

日 時  8月10日(日)午後6時より

式次第

一、受念寺前住職初盆法要

嘆仏偈
短念仏
懸和讃(本願力に遇いぬれば)
回向

一、 受念寺盂蘭盆会

伽陀
表白
仏説阿弥陀経
正信偈 草四句目下(同朋奉讃)

一、 法話

受念寺副住職(次期住職)・脳神経内科医 岸上 仁

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